肩が痛い① ~手も痛む

〇肩の痛みと脊髄神経

肩の不均等な形が、脊髄神経と末梢神経に悪影響を及ぼした例をレポートします。

 

背骨の中には脊髄神経が通っています。

骨と骨の間から末梢神経が出てきて、体を動かす信号を送ります。

 

今回の患者さんは左の肩が盛り上がり、

右の肩が下がる。

体全体で見ると、左から右にねじるような状態です。

 

側弯症(そくわんしょう)のように見えますが、今回は違います。

 

背術後の好結果から、

肩と手が痛む原因と、

施述の方針を書いてみます。

〇肩の不均等な形

肩に手を乗せた時、不均等なことがあります。

今回は、この形で左肩が痛く、右腕がシビレる。

 

〇背中も不均等な形

今回の特徴は、首の下部と胸の上部の背骨が

左にズレて、

骨の中心が右に向いてしまう。

体の形は、左肩が盛り上がり、右肩は前のめりの状態です。

背骨の中を通る脊髄神経から、右手に向かって出る末梢神経が引っ張られ非常に緊張しやすいと思います。

 

〇ネジレについて

よく背骨のネジレが話題になりますが、よく分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私の考えるネジレは下図のとおり。

図中の上部が、ネジレた背骨を上から見た図です。(鳥瞰図)

下部は正常な背骨。施術でこれを達成するのが目的です。

 

 

 

 

〇施術の方針について

左肩は背骨のネジレにより圧迫を受け痛みとなり、

右肩は神経が引っ張られ過緊張を起こしてシビレた。

 

背骨の位置を戻し、ネジレを解消することで、

筋肉の圧迫を除き、神経の過緊張を開放していきます。

 

こういう場合は、やみくもに押圧しても良い結果は出ません。

 

〇ネジレに対応する

このような患者さんには、いかにネジレに対応するかが施術の決め手になります。

背中の図にもありますが、首だけでなく他にもネジレがあります。

限られた時間内でいかに対応し、解消していくか。

ネジレを解消できると、左右のズレがどんどん取れていくということも期待できます。

 

ねじれに対応するには、

長生療術の矯正方法はとても適しています。

 

 

最後に今回の患者さんの状況などを書きます。

〇60代・女性

  1. 右腕がシビレる。持っている物を落としてしまう。
  2. 左肩が痛み、可動範囲がせまい。
  3. 腰にハリがあり、少し重い。