治療のポイント
「片側の背中や腰がダルい、あるいは痛む。」 「歩く時に不安定さを感じる。」 成人の場合は上記のような自覚症状があります。 子供は自覚症状がない場合が多くあります。 |
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前から見て脊柱が10度以上曲がると側弯症です。 問題は角度と合わせてネジレることです。 ・生活習慣により発症するもの ・原因不明で発症するものなどがあります。 いずれのケースも必ず『脊柱のズレとネジレ』を併発し、とくに「ネジレの強さ」が特徴です。
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当院では側弯症を手技で矯正できる技術があります。 適応できるのは突発性側弯症で、 ①生活習慣により発症するもの ②原因不明で発症するもの …となります。
※椎体がクサビ状の場合やコブ角が50度超の側弯症は適応できません。 |
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・生活習慣による側弯症なら症状が回復したら治療は終 了です。 ・原因不明の側弯症の場合は、継続的な治療が必要にな ります。 ・装具を装着せず、普通の生活を送りながら脊柱を支え る筋肉を鍛えていくことになります。
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治療方法
弯曲の中心をゆるめます ・側弯症は脊柱起立筋が固くこわばります。脊柱起立筋 を直接、あるいは間接的にゆるめます。 ・ゆるめながら矯正も同時進行します。 ・場合により、頸椎、肩関節、股関節なども診ていきます。 |
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腰をゆるめます ・側弯症は対角線上に何らかの症状が発生します。 痛みはないかもしれませんが、コル・ハル・疲れやすいとい う症状が必ずあります。 |
- ゆっくり矯正を希望する方
- スピーディ矯正を希望する方
ゆっくり矯正をする ふわ~っとゆっくり矯正します。 年齢によっては骨の弱い方がおられますので、その場合はこの方法はとれません。 |
腰椎、胸椎の矯正 ・腰椎、胸椎のズレやネジレを矯正します。 ・腰椎、胸椎とも複数の矯正技術があります。患者さんにとって無理のない技術を選んで施します。 ・実際には写真の技術を応用したものを使います。 |
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胸椎を矯正します ・胸椎を矯正することで背中、肩、そして首も楽になります。 ・実際には写真の技術を応用したものを使います。 ・ゆっくりと伸ばす方法でも矯正はできます。 ・呼吸がとても楽になりますぜん息にも有効です。 ・胃腸の不良にとても有効です。 |
治療内容を記録させていただきます 当日の治療内容を記録することで、次回の対応に役立てます。 難しい症状の場合はとくに役に立ちます。 |
当院が目標とする治療
・側弯症は背中が曲がる原因不明の症状です。成長期である方なら曲がる背骨をまっすぐに矯正した上で生活していただき、背骨を支える筋力をつけることができます。成長期が終わると側弯症の進行も止まるので、ひとまず安心していただけると考えております。 ・成長期が終わっている方はたいていの場合完全には治りません。しかし、身体が動きにくい分、筋力低下を招きやすいことになります。すると背骨の弯曲が進み、痛みに発展することがあります。当院ではできる限り背骨を正しい位置にもどし、普段の生活を送っていただくことをおすすめしております。
・成長期の方は月に1回程度の施術で日常生活を快適に送っていただきたいと思っております。 (治療開始当初は週に1回程度とお考えください。) ・成長期が終わった方は月に2回程度の施術が必要かと思われます。 (これも治療開始当初は週に1回程度とお考えください。) |
どのような症状ですか?
・また、痛みにより動きが制限されるので筋力が落ち、老廃物はたまりやすくなります。悪循環によりどんどん腰椎はズレやすくなり、腰痛を発症する可能性が高まります。 ・自由に動けるようになると健康な筋肉が、腰椎をしっかり支えてくれ、腰痛は発症しにくくなります。 ・成長期の女性に発症することが多く、成長とともに進行します。 大人の場合は運動量が落ちるため筋力の低下を招きます。痛みやシビレを発症しやすくなります。 ・コブ角が10度~30度くらいまでの比較的軽度なものが適します。
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適応できない症状
・椎体がクサビ状の側弯症。(一つ一つの骨がクサビ状) ・コブ角が50度以上の側弯症。
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適応できる症状
・背部、腰部とも対応します。 ・4歳くらいからお受けしております。 ・コブ角が10度~30度くらいまでのものが適します。
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