側弯症の施術について
当院で対応できるそくわん症
当院で対応できるそくわん症は、
①学校の健康診断でそくわん症と言われた
②家族が気付いた
③過去にそくわん症と言われたが、最近になって体のことで困るようになった
という方です。重度のそくわん症や椎体がくさび状のそくわん症は対応できません。ご了承ください。
そくわん症の特徴
そくわん症の特徴は、
①脊柱の左右の弯曲
②背中の片側が盛り上がる
③対角線上に痛みが出やすい。
ということです。
当院の施術はこの3点に対応します。
当院でのそくわん症の施術方針
当院でお受けできるそくわん症とお受けできないものがあります。
施術はすべて手技で行います。
その内容と方針を動画でご説明いたします。
そくわん症の施術の一例
盛り上がった背中の一部分をゆるめるために筋肉の形に合わせて施術してまいります。
そくわんした背中と対比するように肩の筋肉が固いことが多いのでゆるめてバランスを整えます。
同じくそくわんした背中と対比するように腰の筋肉も固いことが多いので、バランスを整えます。
そくわん症の施術をお受けいただく前に
そくわん症の施術をお受けいただく前にご理解いただきたいことを申し上げます。
●子供の場合
①大人よりも良い結果が期待できます。
成長期が終わる前の子供は筋肉がやわらかく、施術がしやすいです。また骨が成長中で形が変化する可能性を残しています。このことから良い施術の結果か期待できると考えております。
②成長期が終わるまで施術が必要です。
成長とともに症状が進むことがそくわん症の特徴です。よってある程度の施術期間が必要です。今までのケースだと、ある程度症状が治まった後は1カ月に1回、2カ月に1回のペースで通院されている症例がございます。
●大人の場合
各個人により条件が違いますが、大まかなご説明をさせていただきます。
①軽度なそくわん症
病院でそくわん症と診断されることもありますが、見逃されることもよくあります。衣服の上からでは分かりにくく、とくに痛みもないケースがあるからです。しかし特定箇所が疲れやすく、不定愁訴を感じることがあります。なんだか体がスッキリしない、眠れない、食欲が今一つなどといったことです。
このような軽度なそくわん症は、完全に筋肉が固まっていないことが多いので施術がしやすいです。
ただし、ある程度の通院は必要です。
②中程度のそくわん症
病院でそくわん症と診断されるのはたいていは中程度以上のそくわん症です。衣服の上からでも分かりやすく、痛みを伴うからです。足の長さが左右で差があり、場合によっては少し歩きにくいこともあります。このケースだと筋肉は固く、ゆるめる(リラックスさせる)のに時間がかかります。
ある程度の通院が必要になります。(大人の中程度のそくわん症は完全には治ることはありませんのでご了承ください。)