足の甲が出っ張り痛む患者さまに施術のご案内です。
特徴と施術
足の甲が出っ張る症状にはいくつかの特徴があります。
①足首が傾く
②足首の靭帯や筋肉が固い
③脛骨と腓骨のバランスが悪い
この状態を調べ、対応するよう施術することが大切です。
足の甲が出っ張りやすい方に多い姿勢
足の甲が出っ張って痛い方にはO脚の方が多くいます。
O脚になると足の外側に体重を乗せて歩くので、靴の外側がよく減ります。
このような状態が長く続くと足の甲が外側に傾く作用が働き、場合によっては足の甲の一部の骨が出っ張り痛くなることがあります。
足の甲が出っ張って痛い方へ、おすすめしたい姿勢
そこでおすすめしたい歩き方は、足を前に上げて下ろすという歩き方です。この歩き方は足の甲に平均的に体重が乗りやすくなります。これは足の甲が出っ張りにくい状態です。
自然と足全体に体重が乗り、靴の外側ばかり減るということが少なくなると思います。
足の甲の出っ張り 原因と施術方針について
国家資格をもつ整体師(あんまマッサージ指圧師)として足の甲が出っ張る原因とその施術方針についてご説明いたします。
足の甲の出っ張りの施術の流れ
出っ張っている骨の周辺をゆるめます。筋肉と合わせて靭帯もその対象です。
ふくらはぎからアキレス腱にかけてゆるめると足の甲がゆるみやすくなります。
他の関節とバランスを取るため、足の脛(けい骨とひ骨)と膝関節も施術するケースもあります。
足の甲の出っ張りの施術例
左の写真は50代の女性の足の甲の出っ張りの施術実例です。
症状は
①足の甲が出っ張り、靴に擦れて痛い
②足が痛くて歩きにくい
③膝が痛い
施術内容は
①足の甲と足首をゆるめて、少しずつ骨を矯正
②足の脛(けい骨とひ骨)をゆるめて矯正
③膝関節をゆるめて矯正
※ゆるめる=筋肉をリラックスさせる
結果は良好で、靴に擦れてできたアザが無くなりました。