ストレートネックの施術についてご案内いたします。

ストレートネックの方に多い姿勢

ストレートネックになりやすい方は、
①画面をのぞき込むことが多い
②長時間座ることが多い
③肩こりが当たり前になっている
ということが特徴です。

ストレートネックの方におすすめしている姿勢

ストレートネックの予防は、
①椅子に深く座り、背中をできるだけまっすぐにして、アゴを少し引いて画面を見る
②長時間座る時は、30分ごとに立ち上がる
③帰宅後は入浴して体をリラックスさせる
ということを習慣とすることです。

ストレートネックの施術方針
音声なし

ストレートネックがしんどい理由は何か?私の経験に基づく持論を展開しつつ根本的な問題と、それに対応した施術方針を動画でご説明いたします。

ストレートネックの方におすすめしているストレッチ

ストレートネックの根本の一つは背中の丸みです。よって背中を伸ばすストレッチが有効です。
手順は以下の通りです。
①壁に手をつく(頭と並行くらいが良いです)
②自分の体重を利用して、ゆっくりと体を前方にもっていきます。筋力を使ってしまうとうまくコントロールしにくいので体重を利用してください。
③肩甲骨の間あたりを伸ばします

施術の流れの一例

首の固くなった筋肉をゆるめます。デリケートな箇所ですので最も気を使って施術をします。

ストレートネックの場合、たいていは肩が前方にのめり込んでいます。よってゆるめて矯正します。

ストレートネックの場合、胸郭出口が広がっています。肩がこりやすいのでゆるめて矯正します。

施術対応できる首に関係する症状
頸椎ヘルニア

頸椎椎間板ヘルニアは頸椎のズレやネジレが椎間板を押し出すことで末梢神経を圧迫して痛みやシビレを発症します。
頸椎を整えることが目的ですが、肩や胸郭から施術する方が楽に進められることもよくあります。

※髄核が突出して少しも首が動かせないケースは施術対象外です。ご了承ください。

高血圧、めまい

高血圧の方は矢印の部分が背中側に出ることがよくあります。
よってその箇所をゆるめて、頸椎を矯正してまいります。
あくまで持論ですが、人体で最大の酸素と栄養分を消費する脳への血流が改善されると何らかの効果があるのだと思います。
※必ず治るということでお受けすることは出来ません。ご了承ください。


肩痛

肩痛は肩関節が前方に入り込んだケースがほとんどです。簡単に表現すると、肩関節が後方に戻り、患者さまが胸を張れるように施術することが目的です。
また首をを施術する際には肩の施術も欠かせないことが多くあります。効率よく施術を進めていきたいと考えております。

頭痛

頭痛と頸椎の状態は大いに関係性があります(持論です)。頸椎がズレたりネジレたりすると内頚動脈が圧迫され、脳の内部への血流が阻害される可能性があります。酸素と栄養分が不足した時に頭痛が発症すると考えております。
施術方針はもちろん頸椎の位置を正すことです。

顎関節症

顎関節の土台は頸椎です。よって頸椎がズレたりネジレたりすると顎関節症を発症することがあります。
側頭筋や外側翼突筋を操作しつつ頸椎の位置を正すことで顎関節の動きをスムーズにすることが施術の方針です。