健康寿命を延ばすためには健康な足腰は不可欠です。日常生活の中で意識していただきたいことなどをお話しします。
足腰が弱くなりやすい方に多い歩き方
下を向いてとぼとぼ歩く方は、体幹が弱くなりやすいと考えております。
足元を見ながら階段を上っていると体幹の筋肉に刺激が入りにくく、体幹が弱くなります。
体幹が弱くなると背中が丸くなり、足が上がりにくくなります。結果、足腰が弱くなるのです。
足を外側に向けて歩いている方(ガニ股)、靴底の外側ばかり削れている方は要注意です。
足腰を効果的に鍛えるオススメの歩き方
体幹の筋肉を鍛えるには日常生活での歩き方が重要です。
①顔を上げる
②背中を伸ばす
③足を上げ、そのまま前に出して、下ろす
つまり
腹筋を使って足を上げる⇒上げた足を前に出す⇒前に出た足に体重を乗せていく。
こうすると、一歩一歩体幹の筋肉に刺激が入り、足が上がりやすくなります。足腰が強くなりやすい歩き方です。
股関節や足の施術方針
なぜ年を重ねるとあちこち痛むのか?
何を意識して、どのように体を動かせばいいのか?国家資格を保有する整体師(あんまマッサージ指圧師)として、足腰が痛む原因とその対策、そして施術方針を動画でご説明させていただきます。
オススメしたいエクササイズ①
体幹を安定させるには腸腰筋を鍛えましょう。
座っている時に太ももを上げるエクササイズで手軽に鍛えることが可能です。
意識するのは
①背筋をまっすぐにする
②ゆっくりと太ももを上下運動させる
③腸腰筋を意識して動かす(腹筋を意識する、でも良いと思います。)
④10回ワンセット
オススメしたいエクササイズ②
ベッドや机などにかかとを引っかけておしりの筋肉(大殿筋)を鍛えます。
①背筋をまっすぐに保ちます。(壁などに手をついてもかまいません。)
②ゆっくりと太もも裏(ハムストリング)とおしりの筋肉(大殿筋)に力を入れます
③10回ワンセット
エクササイズ①と合わせて行うことで体幹が安定しやすくなります。
施術の一例
固くこわばった腰の筋肉をゆるめて同時に腰椎を少しずつ矯正して参ります。
仙骨や股関節の位置が正常だと、足を上げて歩きやすくなります。仙腸関節はわずかですが動きます
坐骨神経をゆるめると骨盤の位置が正常に向かうことがあります。歩きやすい方向性です。