ストレートネック 治療例
頚椎(首の骨)上から下までまっすぐで、前後の弯曲が少ない首の状態です。本来なら弯曲のバネの作用で、肩にかかる荷重が分散されるのですが、ストレートネックの場合首や肩に分散されずに荷重がかかります。 当院での施術方針は頚椎の正常な前後の弯曲を取り戻すことです。 |
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ストレートネックの場合、首(頸椎)だけでなく、背中や腰もある程度診ていく必要があります。 必ず原因の一部があるからです。
一つ一つの骨が正常に上に積み重なると、脊椎の蛇行がなくなります。 すると自然に頚椎の弯曲が出てきます。
この目的を達成するためには背中の矯正操作はできるほうがいいでしょう。
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A:脊柱など、骨格の状態を調べます。 患者さんに状態を聞きながら、ゆがみ、固さ、患部の 体熱をチェックします。 B:首、肩、背中を中心に施術します。
(患者さんは矯正するか、しないかの選択ができます。また私が判断する場合もあります。)
C:胸椎を矯正します。 D:頸椎を矯正します。
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頸椎の位置の変化です。
ストレートネックが解消され自然な弯曲が出ています。頭部などの荷重が弯曲によって分散されるので首だけでなく肩や背中も楽になります。 |
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全体的に脊椎が整うと前後の弯曲も正常に近づきます。 首、肩、腕とも楽になります。 写真の患者さんは右肩の位置が上がり、左右のバランスが取れています。 |